晴れ あぁ~実りの秋🌾稲刈りはあえて「手刈り」と「はさ掛け」で

 全校生で稲刈りの日を迎えました。今日は、秋の空が広がり、稲刈り日和です。

 現在一般的になっている米作りでは、田植えでは「田植え機」、収穫では「コンバイン」という機械を使います。

 しかし、本校の「ゆづっ子農園」では、「手植え」と「手刈り」でお米を育てます。

 機械を使わない米作り。あえて「手植え」「手刈り」&「はさ掛け」を行います。そして農薬を使わない無農薬という栽培をしています。そうすることで、機械のありがたみと農業の奥深さを感じよう、という狙いがあります。

 今日も多くの地域の皆様、保護者の皆様が子供たちの学びを支えてくださいます。子供たちは、たわわに実った稲穂を嬉しそうに刈り取り始めました。2年生~6年生は、毎年実施しているので慣れたものです。

 1年生は、はじめての体験。最初はぎこちない手つきの1年生も、地域の方や上級生に助けられながら稲刈りを行い、慣れてくると手早く刈り取れるようになりました。みんなで、広い田んぼの中の稲を次々と刈り取りました。

安全確保をしてくださる松原様、交通指導員様。ありがたいです。

広い田んぼの中の稲を次々と刈り取ってひもで縛ります。次は「はさ掛け」です。

 稲穂のたばを3:7に分けて掛けることも初めて知りました。次は、7:3にして掛けると、平らにたくさん掛けることができるのだそうです。考えられてますね~。「はさ掛け」(この地区は「はってがけ」といっています。)、それをする理由は、湿度が低い秋の日差しで天日干しをするとアミノ酸と糖の含有量が高くなるとのこと。さらにわらの油分、栄養分や甘み等が最下部へ降りる・・・つまり、「はさ掛け」をすると米の栄養とうまみが増すのだそうです。

 たくさんの方の支えにより、だれも怪我をすることなく、安全に稲刈りができました。6年代表、児玉さんのお礼の言葉の後、みんなでお礼を伝えました。

 さて、収穫したもち米は、どうなるのでしょうか?

 全校生で行う「稲刈り」は、閉校を迎えるため、これが最後になるかもしれません。だから、収穫の喜びを全校生で味わうことができる試みを、保護者の皆様がお考えになっているようですよ・・・・。お楽しみに。

 御協力いただきました多くの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。