にっこり 考えて、まずはやってみる!

 学校再開2日目。今日も子供たちは元気です。

 1年生の算数の授業です。

 草原で、うさぎとちょうが遊んでいます。先生が「どうやってうさぎとちょうをかぞえるといいかな?」と問いかけます。

子供たちは、よく考え、その考えを伝えます。

2、4、6ってふたつずつ数えるといいんじゃないかな。

ブロックをおいてみるといいのかな。

パソコンをつかって、まずは、うさぎさんとちょうをわけてみるといいんじゃないかな。

まずはやってみないと、何も分からない!

とりあえずやってみようと、パソコンを出し始めました。

 

 パソコンを有効に活用し、正しく数を数え始めます。

人差し指を上手に使って、デジタルブロックをそれぞれちょうとうさぎの上に置きます。そして、またまた人差し指を上手に使って、そのデジタルブロックをそれぞれ集めて数を数えるのです。

この学習は、「10よりおおきいかず」の学習の導入です。

「10より大きい数とは、こういう数です。こう数えるのです。」と一方的に教えられた子供たちは、考えることの難しさと楽しさを味わうことができません。

まずは、自分なりに考えてから、次にやってみる、行動する!試行錯誤しながらの学びが、子供たちの思考を育んでいくのだと思うのです。1年生は、自分なりに課題をとらえ、自分なりに考え、まずはやってみます。

これからも、大きな困難が待ち受け、それを乗り越えるためには、この精神「考えて、まずはやってみる」が大切なのではないでしょうか?

5年生は、日産自動車株式会社 ものづくり革新部のお二人の職員から、実際にブロックの部品をもとにして自動車をつくっていく体験しながら、ものづくりに大切なことを学びました。

5人1組のグループに分かれて、役割分担し、2台の自動車を組み立てていきます。1分30秒で組み立て上げてくださいという指示があり、どうすると速く、正しく組み立てられるのかを体験をしながら学びました。

このように、子供たちは、思考と行動を繰り返すことで、より多くの挑戦を行っています。

失敗することも多いですが、それも糧にして次に向かって歩んでいます。

御案内

明日より、2日間、夏休み作品展を実施します。子供たちの力作がそろっています。どうぞ皆様ご覧になってください。