ピース 「見て!見て!」とアピールをする理由

 5時間目は、1,2年生の体育科「水遊び」の学習でした。その様子をプールサイドから見ていると「見て!見て!」といいながら、次々と子供たちが集まってくるです。その様子です。

  

  

 子供たちの披露する技を見ては「ヒェ~~」「すごい!」「なんと!」とひたすら驚きながら写真撮影をしました。子供たちは、なぜ「見て!」「見て!」とアピールするのでしょうか?

 その理由のひとつは「承認の欲求」です。だれもが、自分が頑張ったことやよくできていることを認めてほしい、ほめてほしい、と思ってアピールしたことがあるはずです。

 この場合、相手から「よく頑張ったね!」「すごい!」「上手だね!」という言葉をもらうことが目的であり、しっかりほめてもらえると満足します。

 二つめの理由として、「安全の欲求」もあります。「見てて!」と言うのは、相手(親)を信頼しているからこそ、安全を保証されたことにより思いきって取り組めます。この安全の保障は、子どもにとって何よりも心強いこと。「大人はただ見ているだけでも、これが重要」です。「見て!」と言われたということは、子どもから信頼されている、認められていることの証。

 『見て見て』という思いが、前向きに努力や工夫をすることにつながります。見て見て欲を大切にしたいものです。

 4年生は、大田原市職員2名田中様と栗田様にお世話になり、認知症サポーター養成講座を実施しました。

 認知症の内容を理解し、その人の身になって考えようと、一生懸命にメモをとりながら、話を聞きました。

 朝の時間は、シャッフル朝の会を実施しました。どの教室でも子供たちは、担任以外の職員に健康観察で名前を呼ばれたり、お話を聞いたりしました。承認と安心の欲求である「見て!見て!」とアピールできる大人を増やし、よりよい成長と安心につながることを願います。