イベント 卒業まで48日、閉校式まで49日

 学校が再開しました。凍てつく寒さの中、しっかりと歩いて登校する子供たちの心身の強さを感心しながら迎えました。

 そして、冬休み明け集会のはじめに、2024,1,1 発生した能登半島地震により尊い命を犠牲にされた方々の冥福を祈り、全校生で黙祷を捧げました。子供たちは、黙祷の意味をよく理解し、心の中で静かに祈りました。

 教員を目指しともに学んだ私の友人は、震源地に近い珠洲市に住まいがあり、能登町内小学校に勤務しています。地震発生から連絡してもつながることなく、安否を心配しておりましたが、昨夜「明日9日の始業は、教育委員会の指示により、しばらくの間 延期します。本校の避難所に毛布などの物資がやっと届き、助かりました。」と勤務小学校ホーページにて、校長として保護者と子供たちに連絡をする私の友達の名前を見つけました。友達が生きていたことにほっとし胸がいっぱいになり、同時に今後の学校再開までの苦労を考えると他人事とは思えず、自分は何ができるのかを考えさせられるのでした。

 本校は、本日、無事冬休みを終え、元気な子供たちの声が戻ってきました。学校を再開できたことを幸せに感じ、寒い朝でしたが集会を実施し、黙祷を捧げました。

 集会では、甲辰年の意味と「2024年夢と希望をもってみんなですすんでいこう!才能はなくても努力はできる」ことなどについてお話しました。6年生にとっては、卒業まで48日の登校、この湯津上小学校閉校式まで49日となりました。みんなで大切な節目となる年をスタートさせました。

 その後の授業では、どの教室でも落ち着いて学ぶ子供たちの姿がありました。冬休み中、目標をもって、規則正しい生活ができていたからです。1年生の教室の黒板には、こんな言葉が記されています。

 どの子供も新年の抱負を考え、表現しました。6年生数名の新年の抱負を御紹介します。

 そして、久しぶりの給食です。やっぱり本校の給食は、おいしいです。みんな一緒でさらに心温まりました。

 明日も元気に登校してください。