花丸 脳のゴールデンタイム

 台風10号影響の心配もなく、9月第1週目がスタートしました。

 1週間のはじまりであり、学校のはじまりの活動である「朝の学習」タイムの様子をお伝えします。

1年生は、体育の授業の準備(体育着への着替え)までも行い、静かに、集中して「朝の学習」を開始😊

朝の「起きる」「着替える」「顔を洗う」「朝ご飯を食べる」「トイレに行く」「登校の準備をする」「歩く、スクールバスに乗る」など、自分で行動できるようになったことは「自立」の大きな一歩です。

2年生も集中して算数のテストを実施中

4年生の教室もしーんとしています。

さすが6年生です。集中度マックスです。

先週、湯津上中学校の「朝の学習」を見学してきました。

その様子を湯津上中学校に了解を得た上で掲載させていただきます。

中学生は、校舎内がしーんと静まりかえっており、どの学年も英語の学習を行っています。

中学1年生の筆記力の高さに驚かされました。小学校を3月に卒業し、半年内でこれほどまで成長したのかとうれしく、その力に感動。

つまり、湯津上地区すべての子供たちが、朝の学習時、集中して取り組んでいるということです。

脳が、最もフレッシュで活性化されている時間帯に勉強するのが最も頭に入りやすいとのこと。

そして、その時間帯がまさに朝なのです。睡眠によって脳が活性化した朝は、1日の中でも特に思考力・集中力・やる気が高い時間帯=「脳のゴールデンタイム」なのです。

 この事実は、脳科学的にも証明されており、脳科学者の茂木健一郎氏は次のように語っています。

睡眠をとることで、記憶が整理され長期記憶へと変わります。

すると朝の脳は、前日の記憶がリセットされるため、新しい記憶を収納したり、創造性を発揮することに適した状態になります。この脳の仕組みが、朝の時間がゴールデンタイムだと言われる理由です。そして、この「脳のゴールデンタイム」は朝目覚めてからの3時間だということです。

脳のゴールデンタイム中の様子です。3年生は、英語担当の授業者、英語活動指導員、外国語指導助手の3人で授業を行っています。ゲームなどを取り入れながら、楽しく英語に慣れ親しんでいます。

まず小学校では、「英語は楽しい」という思いを膨らませたいです。

そうすることで中学校でのこんな問題にも意欲的に取り組むことができるようになるのだと思います。

 

5年生は、花粉の世界を顕微鏡で覗いています。目と脳と手先と・・フル稼働中です。

「朝のゴールデンタイム」を最大限に生かすように努めています。

そのためには、今日から湯津上地区小中学校が取り組む「ハピモニ60分」が大切です。

これは、湯津上地区すべての子供たちが、規則正しい生活リズムを整え、よりよく生きることができるようにするため、家庭と協力して取り組んでいることです。忙しい時間ではありますが、愛情いっぱいの「家庭のゴールデンタイム」となるよう御協力をお願いします。

愛情をたっぷりもらった子供たちの心は、穏やかで落ち着いています。