霜降(そうこう):こも巻き
本日「霜降」です。その節目に、本校6年生が参加し、下侍塚古墳において「こも巻き」が実施されました。
庭園や公園などで、松の幹にワラが巻かれる「こも巻き」は、晩秋の風物詩となっています。まるで、松の木が冬の寒さに負けないように巻かれた“腹巻き”のように見えます。しかし、実は、防寒用のワラではなく、害虫を駆除するためのもので、江戸時代から続く伝統的な方法だそうです。多くの皆様が参加してのこも巻きが開始。
子供たちは、地域の方からこも巻きの仕方を教えていただくと、どんどん巻いていきました。なわの縛り方は、見ると簡単ですが、実際にやると難しく、なかなかできません。湯津上中学校2年生もともに行いました。この伝統が、ずっと引き継がれますように。日中はぽかぽか暖かいのですが、日毎に晩秋へ、冬へと季節は移り変わっていることを感じさせられます。