音楽 子供の生活に歌を♬

 春を感じさせられる穏やかな1週間のスタートです。

 今、子供たちは、4月新生湯津上小学校開校に向けて、新校歌の練習をしています。3月19日の全校生による卒業式式歌「旅立ちの日に」も練習しています。翌日20日の閉校記念式典に御披露予定の「ふるさと」と現在の「校歌(閉校バージョン)」の練習もしています。どの曲も素敵なメロディーであり、子供たちの歌声は心を穏やかにしてくれています。今日は、4年生~6年生が、外部指導者西野様に御支援いただき、久しぶりに「ふるさと」と「校歌:閉校バージョン」の練習をしました。

 

 さて、子供たちにとって、歌を歌ったり、聴いたりすることはどんな効果があるのでしょうか。

 様々な研究者が「歌(音楽)を聴くことで、言語能力が向上する」という研究結果を発表しています。子どもは歌を聴くことで新しい言葉を習得したり、正しい発音ができるようになったりします。

 歌は、話し言葉とは違い、様々な音やリズムから構成されています。そんな歌を聴いたり、歌ったりする経験は、音を聞き取る能力を向上させ、言語能力も育む結果となるようです。歌だけではなく、ピアノやバイオリンなどを練習することも言語能力を向上させるようです。さらに、表現力やコミュニケーション能力が高められるといわれています。

 音は、脳の様々な場所に働きかけるため、情報伝達を担うシナプスの繋がりが増えるようです。また、心地のよい音楽を聴くとアルファ波が脳から放出されるといわれています。アルファ波は脳がリラックスしている状態のときに出るものです。記憶力はこのアルファ波が出ているときの方が高まるといわれています。

 子供の成長によき影響となる「歌」です。積極的に子供の生活に「歌」を取り入れていきます。

  そして、昨年度に引き続き、威徳院天神祭で厄除けに奉納された菓子を善果(善因善果=良い行いをすれば、良い結果につながる)として本校全児童にいただきました。

 代表で6年生が受け取りました。威徳院住職より「自分の厄、障碍を菓子に擬えて天神様に奉納し、加持祈祷の上、善果にかえて、子供たちに届ける・・・」との善果のお話をいただきました。子供たちへのお心遣い、誠にありがとうございます。