3つの力を総合的に育成するプロセス
小学校の基本の10教科は、国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭、体育、外国語活動(英語)
小学3・4年生では「外国語活動」、5・6年生では「英語」の教科として含まれます。
その他の教科・活動として、道徳、特別活動、総合的な学習の時間があります。学年別で求められる標準の授業数があります。
そして、小学校教育では以下の3つの資質が重要視されています。①「知識・技能」これは、具体的な学習内容はもとより、自身が何を理解しているか・何ができるかを客観的に把握する力です。②「思考力・判断力・表現力」これは、理解した情報や知識をどのように使うかを考える力です。③「主体性・人間性」これは、どのように社会や世界と関わるかその力です。
3つの力を総合的に育成するプロセスで、子ども自身が自ら考えて行動する力を獲得し、よりよい人生を送れることが期待されています。今日の学びの一部です。
③の「主体性・人間性」に大きくかかわる力を養う学びです。
1年生道徳科の学習です。「親切」について考えています。
2年生の道徳科の学習では、「家族」について考えています。
6年生の道徳科の学習をのぞいてみました。大変豊かな表情で画像を見ているのです。
どんな内容なのでしょうか。「美しい心」とは、考え始めました。
そのうち、音楽室から大変きれいな音色が響いてきました。5年生のリコーダー演奏です。異国に行っている気分になります。きっと子供たちがそのような気持ちで演奏しているからでしょう。この学習は「知識・技能」と「思考力・判断力・表現力」を養っています。
3年生も図画工作科の学習で「表現力」を養ってます。「技能」も養われています。
4年生は、算数科で「知識・技能」の力を高めています。しっかりノートに記録する力も付いています。
子ども自身が自ら考えて行動する力、よりよい人生を送れる力を日々養うために、3つの力を総合的に育成するプロセスを日々大切にしています。