キラキラ 子どもの心を満たす🌾農業体験🌾

 実り豊かな湯津上地区で生まれ育つ子供たちには、さまざま農業体験学習を通して「ふるさと」のよさを実感し、「ふるさとを愛する心」を育てていきたいと思っています。

 1,2年生は、さつま芋を育てる体験を、3年生には、梨の育成体験を、4,5年生には、稲作体験(田植え、稲刈り)を、5,6年生は、豊年棒作り体験を、6年生は下侍塚古墳のこも巻き、こも外し体験を・・・と考えています。

 今日は、雨の心配をしていましたが、ちょうどよい田植え日和となり、湯津上地区の4,5年生が礒様の田んぼ「ゆづっ子農園」で田植え体験を行いました。ありがたいことに佐良土地区、蛭田地区、佐良土地区から20名を超える田植えボランティアの皆様がお集まりになり、その皆様の御支援をうけて、実施することができました。

田んぼの中に足を入れると、ぬるぬるして大騒ぎ😲転びそうになりながら苗を植え付けます。

安全に田植えができるよう交通整理を行ってくださいました。

なかなか、まっすぐには植え付けられませんが、みんな上手で短時間で田植えが終了。

最後にボランティアの皆様へお礼を伝えます。ボランティアの皆様、ありがとうござました。

 農業体験学習が、子どもの意識・情感に及ぼす影響はどんなことなのでしょうか。

 水を入れた田んぼに足を入れたり、裏山にわき水を飲みに行ったり、夕焼け空や星空を眺めたりといった農村ならではの自然の中での体験は、情緒安定に影響が大きいといわれます。田畑や周囲の景色をじっくり眺めたり、草花を摘んだり、生き物を捕まえたり、川遊びをするといった行為も含めて体験学習を行うことで、環境教育や、農村への興味、情緒安定等の多様な影響力の発揮につながるそうです。

 4,5年生みんなが、田植え中、生き生きとしていました。大きな自然の中で自分の心を解放することで気持ちも前向きになり、情緒の安定がはかれたのかもしれません。9月は稲刈りです。その後、収穫した餅米をどうするのでしょうか。今から楽しみです。

 また、今日は、大田原市内図書館司書の皆様が、湯津上小学校に全員集合され、本校の新しい図書室づくりを行ってくださいました。

 何も新しい備品を購入していません。新しい本を購入したわけでもありません。リラックス読書センターにしたく、湯津上地区3小学校の子供たちがよく読んでいる本を集合させました。元蛭田小、元佐良土小、元湯津上小学校校舎内にあった、子供たちがリラックスできるであろう机や椅子を集めました。

 図書館司書の皆様のお力のお陰です。すべてが新しく生まれかわったように素敵な図書室に変身しました。

ここで子供たちは、ゆっくり、じっくり本の世界を楽しむことができることでしょう。

横山指導主事をはじめ、大田原市内図書館司書の皆様、ありがとうございました。