2024年10月の記事一覧

キラキラ 学習の積み重ね

10月最終週がスタートしました。

小中学校での学びは、「基礎基本」であり「建物の土台のようなもの」です。

鶴ヶ城などの日本のお城をイメージすると、石垣は、小学校などでの基礎基本の学びを意味します。建物は、職業選択などを意味すると考えます。どんな石垣を作るかによって、上に建てる建物も変わってきます。小さな石垣には、小さな建物しか建てることができません。

高さにも制限が出てきます。

大きな石垣には、大きな建物を建てることができます。

工夫次第で、様々な建物を建てることが可能になります。

小学校では、一段一段石を積んでいきます。

石の一つを一つの単元だとイメージします。

一段目である一年生の時は、ひらがなの学習、足し算、引き算などの石を地面の上に置きます。二段目である二年生の時は、九九などが置かれます。年々、石が積み上がっていきます。

今日の石の積み重ねている子供たちの様子です。1年生は、漢字が書けるようになっています。書き順などを丁寧に丁寧に覚えています。

2年生は、自ら進んでパソコンを活用し、調べては知る学びです。

3年生は、理科の学習。音とふるえ(振動)を五感をとおして認識しています。

4年生は、面積の学習です。「1.5m×2mは、何平方㎝ですか?」という問題です。1mは何センチなのか、1.5×2の計算、1平方メートルは何平方㎝なのかが分かっていないと正答が導けません。1年生~4年生までの学びの積み重ねが必要な問題に取り組んでいます。

5年生は、雄飛が丘学園文化祭の発表練習です。日頃の音読力を披露。毎日の音読の積み重ねが発表の質につながります。5年生の発表、素晴らしい!お楽しみに。

6年生は、外国語科の学習。身の回りの有名人がだれで、どんな行いをしているのかなど、英語で伝えます。英語を書く力も付いています。6年間の外国語の学びの積み重ねで英語を聞き、読み、伝え、書く力が育まれています。数十年前には予想もしていなかった、12歳の英語力です。

子供たちは、今日も一段一段石を積んでいくかのように学びました。その際、しっかりと石を積んでいく必要があります。石垣なので、置いた石の上にはまた石を置きます。しっかりと安定させて置いて、その上に置く石を安定させています。

 

 

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