2023年12月の記事一覧
明日より冬休み😊2023から2024へ
冬休み前日を迎え、各教室でクリスマス会やお楽しみ会、学習のまとめをした一日でした。
給食は、クリスマスメニューでした。それぞれが望んだケーキを食べられることがうれしく、みんな😊でした。
そして、冬休み前集会を実施しました。6年生の2023年の漢字を発表しながら、みんなで一年間を振り返りました。
5月に新型コロナの感染症法での位置づけが5類に移行されてから、大きな停滞を経験した社会・経済、そして学校生活が正常化に動き出しました。活気が戻った学校生活の中で、湯津上小学校150年の歴史を閉じる節目を迎える2023年も終わろうとしています。予測不可能な時代の流れの中、子供たちは、笑顔を絶やすことなく、心身ともに鍛え、それぞれが成長することができています。改めて地域の皆様、保護者の皆様の本校教育への御理解・御協力をいただけますことに心より感謝申し上げます。
さて、明日から子供たちが楽しみにしている冬休みに入ります。事故なく有意義な冬休みとなるよう、御家庭でもお子さんに合わせた御指導をお願いします。地域の皆様のお声かけをお願い申し上げます。来る2024年が皆様にとって幸多いよき年となりますことを御祈念申し上げます。
3小学校交流:学校の壁を越えた学習
第3回となる湯津上地区3小学校交流会が行われました。2時間目は、3年生と4年生が交流。3時間目は5,6年生が交流=協働学を行いました。
協働学習が適切に行われた場合には、他者との対話と積極的に授業に参加することが重要視されます。さて、3校の同学年の子供たちの協働学習は、どうなることやら?
互いに知恵を寄せ合い、チームで作業をしています。集合写真にかざりをつけることが、今日のテーマのようです。課題に対して、チーム内で協力、解決しようとする、そのような交流によって、自然と自分以外の人を思いやる場面が増えます。さらに、他者の意見と触れる機会が多くなるので、自分とは異なる意見を目の当たりにする機会が増えます。交流回数が増すほど、協働性が高まっていると感じます。
そして、これが完成!
4年生の完成はこれです。
3年生の完成は、これです。
そして、5年生は、これです。
6年生は、内緒のようです。
ピアノ演奏の中、5年生は、佐良土小と蛭田小の5年生とお別れしました。
6年生は、佐良土小と蛭田小の5,6年生を乗せて帰るバスが西門を出て、バスが見えなくなるまで手をふります。
子供たちより一足早く統合した蛭田小のうさぎ「ちゃちゃまる」と湯津上小のうさぎ「茶々まる」は、はじめのころは、喧嘩をして、冷たい関係に見え心配ました。でも、だんだんに仲良くなって、今は一緒に暮らすことができるようになりました。よかった、よかった。子供たちの距離もどんどん縮み、ちゃちゃまるの距離もどんどん縮んでいます☺
(手前が湯津上小の「茶々まる」で、奥にいるうさぎが蛭田小「ちゃちゃまる」です。)
あれ?子供たちの気付き
先日、放課後に教職員力を合わせ、プチ引っ越しを行いました。子供たちが、朝、登校すると、その変化にすぐ気づきました。
まず、注目したのは「ストリートピアノ」です
ピアノの上にこんなメッセージを置きました。
「このピアノは、だれもが自由に演奏することができます。どうぞ😊」
すると、クリスマスソングが響き始めました。
通りがかりの子供は、自然に足を止め、じっと聴き入っています。
2時間目の休み時間も演奏が響きます。
ストリートピアノにより、音楽を楽しむだけではなく、演奏を通じて、子供同士のコミュニケーションが生まれる場となったらうれしいです。このピアノは、昭和39年11月25日、創立90周年記念に寄贈されたピアノです。
まだまだとってもいい音色を奏でるピアノです。 明日も奏でてほしいです。
図書室の変化に気づいた子もいます。朝から本を借りようと本をじっと見つめ始めました。
子供たちは、次から次へと「ランチルームが広くなった。」といいます。よく気づきます。
子供たちは環境の変化に敏感であることを改めて感じさせられました。引き続き、よりよい環境づくりに努めます。
昼休みは、ととろの会の皆様による「クリスマスシアター」が開催されました。ブラックシアターによる「うらしまたろう」や大型絵本の読み聞かせ、「これはなんでしょう。」ゲームが行われました。みんなでとっても心温まる時間を過ごすことができました。ととろの会の皆様、素敵なクリスマスプレゼント、ありがとうございました。
ドーパミンサイクルで探究心が伸びる
子供時代は、「楽しい・嬉しい体験」を通じて、脳の中でドーパミンが繰り返し発生しやすい状態を作ることが大切だといわれています。これは、脳科学者である茂木健一郎さんが「ドーパミン・サイクル」として推奨する方法です。
ドーパミンは、環境の変化が豊かで、新しい経験をしているときに分泌されます。その体験を繰り返すと、脳が快感を覚え「楽しい、うれしくなることに挑戦しよう!」と指示を出すそうです。
①「チャレンジする」⇒②「気持ちいい」⇒③「またやりたくなる」のサイクルを繰り返すことが、何か楽しそうなことを見つけ、集中して取り組む下地になるようです。
子供たちに「嬉しい!」「楽しい!」と思う体験をどんどん増やし、好奇心や探究心を伸ばしてあげたいものです。
2年生の教室は今日も、とっても賑やかで楽しそうです。「25日に来てください。」とお招きの言葉も届けてくれました。25日はクリスマス🎅喜んでいきます🎅
1年生の教室でも、子供たちは、とっても楽しそうです。明日のイベント最終確認を楽しそうにしています。
子供たちが下校してからは、先生方が一致団結してプチ引っ越しを行いました。
ランチルームを本格的に準備します。ランチルームのピアノは、「ストリートピアノ」へ。だれもが自由に演奏できるようにしました。そして、現在の図書室は、「リラックス図書室」へ変更する予定です。いろいろな椅子にゆったり座り、リラックスして読書ができる空間に変更します。先生方と4月開校 新設湯津上小学校のよりよい環境づくりを楽しんでいます。力仕事で少々疲れました。
自分のためになり楽しい学習
子供たちは、学ぶことを楽しんでいるでしょうか?勉強とは知識を得るだけでなく、人生を歩む上での手段を学ぶ方法でもあります。とはいえ、勉強をする意味を理解していないと、ただ目の前の勉強に対する面倒さや苦手意識が勝ってしまい、なかなかモチベーションには繋がりません。
親としては子どもに「勉強しなさい」と促すことが多々あります。子どもとしては「勉強しろ」といわれることで、勉強に義務感を感じてしまい、勉強に対して「面白い」と思わなくなってしまうかもしれません。
本校では、それぞれの発達に応じた子供たち自身が「自分のためになり、楽しい学習」となるようにどうしたらいいのかを探っています。
6年生の今日の宿題は「自分のためになり、楽しい学習」です。さて、子供たちは、どんなことを学習するのでしょうか。先日、6年生の自主学習ノートを見ていると、そうたさんが、「これを作りました。」といいながらみせれくれたものがあります。見て、びっくりしましたこれです!
なんと、自分で社会のテストを作成したのです。しかもパソコンを使用し、本物みたいです。テストの内容もすべて自作です。
解答例も作成しています。この子は、すっかり学びを自分のものにし、楽しんでいます。このテストを教職員に紹介すると、教職員一同大きな拍手でしたこれからも、子供たちが卒業するまでに「自分のためになり、楽しい学び」を味わえる力を育んでいけるよう努めていきます。
各教室の授業の様子です。子供たちは、一生懸命学んでいます。どの教室も空気がピーンとし、緊張感があります。年が明けてからの「学力確認テスト」・・・きっとその謙虚で、真面目な学びが数値に表れてくると思います。今すぐでないかもしれませんが、必ず成果があらわれてくることでしょう。