2024年9月の記事一覧
日々、情操教育
子どもの心を豊かに育む「情操教育」=感動する心や他者への愛情・思いやり・・「心」や「人間力」全般を意味します。特に子どもの人格形成において重要な就学前から小学生までは、情操教育に最適な時期です。
「心」や「人間力」を育てる教育は、予測が困難で複雑性が高い、大きく変化していくこれからの社会において必要な資質や能力を育むための教育でもあります。
① 美的情操教育
「美的情操教育」=主に図画工作科、音楽科の授業では、子どもの感受性や創造力を広げています。「美しい」「きれい」など心の震えるような感覚が、豊かな心を育みます。
6年生音楽科では、みんな一つになって合唱
2年生は、自分と頭の上にのせたものを作っています。自分が表現したいものを自分で選び、描いています。
3年生は、自分の好きな花を自分が選んだ色を組み合わせて表現しています。
科学的情操教育も大切なこと。「なぜ?」「どうして?」を学びに変えていく教育です。
この教育は、知的好奇心を満たせるので学ぶ意欲が向上します。主体的に考えて実行する力が身につきます。
1年生の算数の授業では「10+3-8」の問題・・・足し算と引き算が混合し頭がごちゃごちゃになってきたようです。
そのために、友達がいます。分かったことを分からないことを教え合っています。
5年生と4年生は、体育科において跳び箱運動です。跳び箱をどうやって跳び越えられるのか・・・何度も何度も繰り返しチャレンジしています。
今日も「これはどうかな?」、「こうしてみたらどうなる?」など子供の思考は広がり深まっていました。そのように、自ら考え、判断して、行動する、その習慣の定着が、子どもの学びの根幹になっています。日々の情操教育により「.豊かな表現力」「社会性と協調性」「自分で考えて行動する力」を養っていきます。
NewWorld~創り出そう!新たな伝統・つなぐ未来~
「NewWorld~創り出そう!新たな伝統・つなぐ未来~」
この言葉は、湯津上地区3小学校の統合により湯津上地区1小学校1中学校となり、その特色を生かし初実施となる小学校中学校合同文化祭「第1回 雄飛が丘学園文化祭」のスローガンです。
現在、文化祭当日 令和6年11月4日(月)に向けて、計画に従い歩み始めたところです。
小学校でも動き出しました。5,6年生は、今日も外部指導者を迎え、当日発表する合唱(曲)「COSMOS」の練習を実施しました。
合唱により、壮大な「宇宙」を表現するために、日々練習中です。
6年生は、何をしているのでしょうか?地道な作業中。
モザイク画作成中なのです。湯津上地区全ての子供たちが協働でモザイク画を作成し、オープニングで披露する予定・・・。そのモザイク画は、何を表現するのかは、当日オープ二ングで分かるというしくみです。ひたすら1㎝正方形を切っては台紙に貼っています。「きっと、ひまわりだろう・・・。」と予想しながら切ったり、貼ったりしている子もいます。
夕方は、PTAの皆様にも文化祭を成功させるために御協力いただきたく、理事会が開催されました。パイプ椅子を中学校に運搬したり、学校で収穫したもち米とサツマイモ🍠を販売したりするための準備確認です。
さて、初の雄飛が丘学園文化祭はどうなることやら・・・大変ですが、新たな伝統となり未来につながると思うと、大変楽しみです。
子供たちは、今週もよく学びました。
「3校が統合してはじめての運動会が行われたとき、どのような感情をもちましたか?」「校長室で何をしているのですか?」「開校したとき、どんな気持ちでしたか?」など記者となって聞き取る子
学校のマスコットをつくっている子
説得力ある文章を作ろうと、ICTを活用し、パタパタとどんどんキーボードを打って文章をつくっている子
放課後、那須地区小学生陸上大会に向けて練習をしている子。
よくがんばった一週間でした。週末、よく休んで来週も元気に会いましょう。
子供たちのやさしい心
今日は、改めて子供たちのやさしい心と素直さを感じさせられました。
それは、こんな出来事からです。
給食センター施設トラブル発生に伴い、給食のメニューが急遽変更。「のりあえ」→「ほうれんそうのソテー」へ、「かきたま汁」→「野菜スープ」への変更です。検食(責任者は、児童が給食を開始する30分前に給食を食べ、人体に有害がないか、過熱状況、異物混入の有無、量、味付け、香りなどの適切さを調べています。)をすると、センター職員の皆さんが一丸となって、子供たちが給食を迎えられるよう対応したことが感じられました。「およそ800食を作るための野菜は、急遽どのように調達したのだろう?・・・」そんなことも感じました。
そのため、本校での給食開始前に、全校生の子供たちへ、トラブル発生とその対応についてお話しました。すると、子供たちは「おいしい!😃」「グー(^-^)g""」などと反応しながら給食をいただいています。メニュー変更に伴い、残食が多くなるのでは・・・と心配しましたが、残食も少なく、子供たちはよく食べました。子供たちは、調理員の皆さんの懸命さを理解し、子供なりに思い、行動しているのです。今日も子供たちに教えられました。
センター職員、調理員の皆様、ありがとうございました。
そんなやさいしい子供たちは、さらに音楽をとおして、豊かな心を養っています。5,6年生は、市音楽会、雄飛が丘文化祭発表に向けて、合唱練習をしています。
52名のハーモニーが心地よく響き始めています。
1年生は、メロディオンの先生をお迎えし、上手な演奏の仕方を教えていただきました。
さすがプロです👏音楽の力は、さらに子供の心を豊かにしてくれます。
学校と子供を知る授業参観
授業参観には、2つの役割があると考えています。
まず一つ目は、学校の外部に方々(保護者・地域の皆様、市教育委員会の皆さんなど)に子どもたちの成長を感じていただき、学校教育について協力をいただくということ。
二つ目は、授業者と子供たち、授業者と保護者・地域の方々、市教育委員会の信頼関係を深めるということ。
そして、子どもは学校だけ、家庭だけで育てるものではなく、学校と家庭、地域の皆様、市教育委員会の皆様など多くの方と力を合わせて育てるものだと思っています。
授業を通して子供たちと本校の教育を御理解いただきたいと考えています。今日は、市教育委員会の皆様の授業参観が行われました。先生方も子供たちもよく聴き、考えました。
市教育委員会の皆様、大変お世話になりました。今後もどうぞよろしくお願いします。
みんながいるから できること
「暑さ寒さも彼岸まで」=その意味は「冬の寒さ(余寒)は 春分 頃(3月20日 前後)まで、夏の暑さ(残暑)は 秋分 (9月20日 前後)頃までには和らぎ、凌ぎやすくなる」のとおり、三連休明けの1週間のはじまりは、大変過ごしやすい一日でした。体調不良のお休みも少なく、元気に登校。
2時間目と3時間目の間に実施している基礎体力向上をねらいとした「ランランタイム」へも積極的に参加しています。音楽にのって、みんなが一斉に校庭をぐるぐると走り始めるので、だれもが走りたくなります。先生方も走っています。そして、走った後は「爽快」😃です。
大谷選手寄贈グローブで野球をする子もいます。
たくさん体を動かし、遊んだ後の授業は、集中しています。1年生の道徳科の授業です。それぞれの考えを伝え合っています。まず、自分の考えをもつことが大切で難しいこと
2年生の算数科は、大人にとっては簡単と感じる筆算ですが、2年生にとってはややこしい。
2-9・・・はできないから、おとなりから10かりて、12-9=3は、1年生でやりましたが、2年生になると、さらに壁がある計算なのです。次は、5-9 5から9は引けないから・・・あれ?10かしたんだから 4-9だ・・・。できないからまた10かりて14-9=5だから・・・と。
一人では、何が何だか分からなくなってしまって・・・だから友達と解決します。
自分の考えがあっているのか、まちがっているのかは、友達がいるから確認できるのです。
6年生になれば、統計の学習・・・これは難しい。いままで培ってきた知識と技能を活用して考えます。
ボール運動は、友達がいるからこそゲームが可能となります。
試合をすると技能を磨き、勝ちたいのでみんでTEAM練習を行います。
これらの学びは、みんながいるから できることです。
みんがいるから 今の自分を理解することができます。
それが、学校の存在する意味なのでしょう。
そして、みんなでおいしい給食をいただき、エネルギーチャージ😃
子供たちは、仲良くしたり、もめたりしながら学んでいます。今日も、楽しい一日だったのでしょうか?
ハッピーモーニング60分☀
「ハッピーモーニング 60 分」(以下、ハピモニ60分)は、起床から登校まで 60 分間確保することで子供たちの生活習慣を改善していくことをねらいとした湯津上小学校と湯津上中学校が連携して取り組んでいることです。
ハピモニ60分の達成率が高いほど①朝食習慣や②朝の排便習慣が身に付き③睡眠不足を感じにくなり、子供の生活リズムが整えるといわれます。
夏休み明け、9月2日~6日の5日間、子供たちの生活習慣改善に ハピモニ60分が設定されました。その記録がまとまり、全校生の記録に目をとおしました。取り組みの「ふりかえり」を紹介します。
1年生のふりかえりです。
4年生では、朝練習をしている児童もいます。
高学年になると、自身の管理をしっかりできるようになっています。
養護教諭が、全校生の記録を数値化しました。一部御紹介します。
朝ご飯と排便はかなり関連性があることが分かります。また、学校での子供たちの様子とハピモニ60分の取り組みにも関連があると感じています。ハピモニ60分でリズムを整えている子は、心身共に元気です😃
保護者の皆様にも御苦労をおかけしますが、大人が子供のために今できる大切なことです。どうぞ引き続き御協力をお願いします。「ハッピーモーニング 60 分」で、元気の風車を回し、子供たちの健やかな生活を守りましょう!
学校での子供たちの様子です。今日もしっかり学び、しっかり体を動かし、しっかり食べて、仲良く過ごすことができました。
大人ができること
子供時代の幸せな体験が、人間の生涯に重要な役割を与えます。その認識のもと、子供と親、そして家族が求めるものに温かく答える社会づくりを目指したいと思うのです。
子供たちは幸せの体験☀から、一日をスタートさせました。ひまわりの会の皆様による絵本の読み聴かせです。
どの教室もし~んとして、お話をする声が響いています。
1年生は「パンのかけらとちいさなあくま」の読み聴かせです。
2年生は「とうちゃんのやさいは日本一」のお話
来月のお芋掘り体験が楽しみになります。
3年生は「ともだちのしるしだよ」のお話
4年生は「せかいのひとびと」「たいせつなこと」のお話
5年生は「きいちゃん」
6年生は「もったいないばあさんのおばあちゃん」と「うそ」のお話
子供たちはよく聴いています。
絵本の読み聴かせは「人の話を聞くことが好きになります」
「語彙力、理解力」もつきます。「起承転結の理解ができる=見通しがもてる」ようになります。
そして、読み手は子供たちの顔を思い浮かべながら、どの本を読み聞かせようかと選書。読み手と登場人物の愛情をたっぷり受けることができます。
絵本の読み聞かせは、子供たちへ、自然と素直にそのような重要な力をつけてくれます。大切にしていきたいことです。
また、4年生はタイル、瓦 職人の皆様に御来校いただき、物づくり体験を行いました。
4年生の子供たちにとって、この体験もとても幸せな時間であったと思います。さて、何ができるかな?
みんな一人一人の創造性が輝く、素敵なコースターができあがりました😃
🌕中秋の名月🌕
本日は、「中秋の名月」です。一年間の中で最も月が美しく明るく見える日です。
昔から、中秋の名月の夜は、子供たちが地域の家をまわり、歌を歌いながら「豊年棒」を地面にたたきつけ、五穀豊穣を祈る・・・そんな習わしが湯津上地区では伝統として引き継がれています。その地域が大切にしている伝統を引き継いでいけることを願い、豊年棒つくり体験を行いました。
昨年度まで湯津上地区3小学校は各校で実施していましたが、本年度は新生湯津上小開校に伴い、合同で実施。初の記念すべき「豊年棒づくり」となります。5,6年生は、佐良土、湯津上、蛭田3地区の地域の皆様の御支援を受け、貴重な体験を行いました。
やっと豊年棒ができあがりました。
そして、それぞれの地区ごとに「豊年棒の歌」を歌いました。はじめは、佐良土地区に伝わる歌です。
♪「ほーねんぼ、ほーねんぼ、大麦当たれ!小麦当たれ・・・」♪
次は、湯津上地区に伝わる歌です。
♪「ぼうじぼ・・・・」♪佐良土地区とは違います。
蛭田地区は、座りません。立って豊年棒を地面にたたきつけます。
♪「ほうねんぼーほうねんぼー・・・・」♪佐良土地区、湯津上地区と違った歌です。
それぞれの地区ごとに歌が違っていることに驚かされました。それは、各地区で大切にしてつなげてきた証☆
違いの文化を大切にしていきたいものです。
子供たちは、異文化交流、世代間交流により、改めて地域のよさを認識し、湯津上地区が昔から大切にしてきた習わしをつなげ、守っていこうという思いを高めることができました。
これまで何度も打ち合わせを重ね準備してくださった地区社会福祉協議会の皆様、地域ボランティアの皆様、保護者の皆様、大変お世話になりました。また、本日のわらは、佐良土地区「大捻縄引き」から提供いただきました。
ありがとうございました。
1年生~4年生も、学校公開ということで多くの皆様に授業参観を実施していただきました。多くのおじいゃん、おばあちゃんにも御参観いただきました、ありがとうございました。
さて、2024 中秋の名月に出会えるのでしょうか?
♪ 出た出た 月が
まるいまるい まんまるい
盆のような 月が
隠れた 雲に
黒い黒い 真っ黒い
墨(すみ)のような 雲に
また出た 月が
まるいまるい まんまるい
盆のような 月が♫
見事な中秋の名月です😃
※とちぎ630、各種新聞社の取材を受けました。明日の夕方6:30~「とちぎ630」にて、本日の「豊年棒づくり」が放映されます。
🥉銅メダル獲得🥉湯津上JBC⚾
9月7日からスタートした第12回会長旗新人学童軟式野球大会は、本日3位決定戦と決勝戦を行い、幕を閉じます。
優勝を目指す湯津上JBCは、先日の試合は惜しくも敗戦。
気持ちを切り替え、本日3位決定戦へ挑みました。
いつも以上に緊張し、ドキドキ感が止まらない試合。勝たせたい気持ちが、大きくなっているからでしょうか。しかし、子供たちの焦り感は伝わらず、終始冷静に、あきらめずにプレーし、その結果、6-4で見事🥉銅メダル🥉を獲得しましたおめでとうございます
試合後、だれもが晴れ晴れとした表情の湯津上JBCです。
前半の6点獲得が、試合の勝敗を左右したのか・・・。
今日の6年生と保護者の皆さんの応援も力強く、勝利に大きな好影響🌟
子供たちにとって、監督、コーチ、保護者の皆様の支えは、どんなに大きな存在であったことでしょうか。野球を通して多くのことを学んでいる子どもたちです。
夜明け前からグランド整備をする監督、お盆中であってもバッティング練習をする子、試合開始ぎりぎりまで素振りをする子、毎日のピッチングの練習・・・陰ながら練習を重ねている子供の姿に感動させられています。
子供たちは、「努力は裏切らない」ことをしっかり学んでいます。
また、野球は「思いやりのスポーツ」ともいいます。
投手と捕手の間に打者という”敵”(相手)がいますが、投手は捕手にボールを投げます。
全てが味方のチームメイトに「仲間」に投げます。一塁送球をはじめ、捕りにくいボールを投げることは、まずありません。
そこには、「捕りやすいボールを投げてあげよう!」という『思いやり』があります。今日も試合の中で、そんな思いやりが、たくさん存在しました。
そして、引退した6年生は、今日もみんなそろって、大きな声を張り上げて応援しています。後輩を思いやるその姿に心温まる「思いやり」を感じさせられました。
監督、コーチの皆さん、保護者の皆さん、これからも野球をとおして多くのことを学べるよう、どうぞ御指導をお願いします。
ONE TEAMの戦い
9月の第1回目の3連休、子供たちは、どのように過ごしているのでしょうか。
三連休の一日目、二日目は、にしなすのスポーツセンターにて栃小バレーボール選手権大会那須地区予選会が開催されました。
TEAM湯津上は、紫塚のメンバーとチームを組み、一日目、見事勝ち抜き、二日目の今日は、県内トップの強豪チームとの戦いです。
相手のパワーある攻撃に押される場面が多かったのですが、我慢強くONE TEAMで戦っています。苦労しながらも練習を重ね、確実に実力をつけている子供たち。その姿は、たくましく感動させられます。