2023年9月の記事一覧

期待・ワクワク 愛する自分を大切に!

 5年生は、2名の大田原警察署警察官の御支援により「薬物乱用防止に関する学習」を行いました。

 学習は、自分たちの薬物に対する意識調査結果の報告から始まりました。

 学習の重点は、「友達や先輩から薬物の誘いを受けたとき、どう断ることができるのか」のようです。

 DVD視聴により、薬物に関する情報を得ます。その後、警察官より大田原市の薬物の現状等のお話があり、子供たちは注意深く聞きます。「覚醒剤」や「大麻」は、その名前でなく「アイス」とか「野菜」という別の言葉で伝えられていて、1グラムあたり何万もする高価な物。よって、その場は、高額なお金のやりとりが行われていることを知るのです。

 いよいよ、そんな薬物の誘いに対して、どう振る舞うかの役割演技を行うときがきました。お二人にどんどん誘われます。

 誰一人誘いにのることなく、断ることができました。

 愛する自分を大切にする手立てをよく学ぶことができました。警察官お二人には大変お世話になりました。ありがとうございました。

 明日は、子供たちが大変楽しみにしている「遠足」です。今日も、うれしくてうれしくて、しかたがないようです。子供たちは、おやつのお話をしてくれたり、バスの中で盛り上げ係であることを教えてくれたり、日光東照宮が一番いきたいところなどと伝えてくれたりしました。

 天気もなんとか「曇り」のままで過ごせますように。

 明日のホームページは、遠足情報と学校でお留守番している6年生の親子かくれんぼ情報、親子給食情報をお伝えする予定です。♫あした天気にな~あれ!♫

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キラキラ これは湯津上文化遺産では!「豊年棒づくり」

 子供たちは、豊年を願う地域の行事で使われている「豊年棒」作りを体験しました。

地域への関心を高め、地域伝統を守ろうとする意識を育てるとともに、地域の方との世代を超えた交流をねらいとした全校生の行事です。学校支援ボランティアの皆様、保護者の皆様、御家族の皆様にも御支援いただきながら「ぼうじぼ」と呼ばれ、歌に合わせてわらで編んだ棒で地面をたたき、五穀豊穣を祈る伝統行事体験をしました。

はじめに、5,6年生が、「ガーコン」とよばれる「回転式脱穀機」を使う体験をします。

 

 

 開会行事では、地域学校協働活動推進委員である佐藤様より、「豊年棒づくりは、湯津上の遺産です。」というお言葉をいただき、子供たちのふるさとを誇りに思う気持ちを高めていただきました。

 そして、木村様より、「豊年棒づくり」の歴史や意義について教えていただきました。地域によって歌が違っていること、十五夜の日、夜になると子供たちは神となって地域の家をまわること、豊年棒を地面にたたきつけるのは、昔、大地は神であり、その神を呼び起こす意味もあること、「三角畑にソバ当たれ!」とは、「実りが豊かでない田畑であっても、たくさんの穀物が実ってほしい」という思いが込められていることなど・・・たくさんの興味深いお話をしていただきました。日本人の昔から引き継がれてきた感性を子供たちに分かりやすくお伝えくださいました。

 そして、縄よじりがはじまりました。驚いたのは、子供たちの縄よじりの上手さです。子供たちは毎年体験しているので、よじる技術が身についているのです。

 そして、豊年棒がだんだんにできあがっていきます。地域の方々はさすがでございます。見事な手さばきです。

初めて体験している1年生は、豊年棒の完成に大喜びです😊

 縦割り班内では、上級生が下級生へ教える場面もあり、地域の方から子供たちへ、上級生から下級生へのつながりが広がっていきました。

 今年の十五夜は、来週9月29日です。十五夜の後、豊年棒は、柿の木に下げるのだそうです。今度は、柿が豊かに実りますようにとの思いを込めて。

みんなで西の根に伝わる「ぼうじぼのうた」を歌いながら、棒をたたきつけました。最後に、みんなで集合し、写真撮影をして地域に伝わる伝統体験を終えました。子供たちは、地域に残るこの行事を後世へつなげていくことでしょう。

 全校生で実り豊かな時間を過ごしました。御支援くださいました皆様、誠にありがとうございました。来年、新生湯津上小学校での豊年棒つくりは、佐良土と蛭田と湯津上、それぞれの地区で歌い継がれている「豊年棒のうた」を交流し合うことができるのかもしれません。今から楽しみです。

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笑う 朝一番に「歌声タイム」

 3連休が明け、今朝も子供たちは、元気に登校晴れ日毎に秋に向かっているはずですが、朝から暑く、歩いて登校する子供たちの額には汗が流れます。「暑さ寒さも彼岸まで」とはいいますが、もう少しで涼しくなるものなのでしょうか。

 その中、朝の時間は、4年生~6年生による歌声を1年生~3年生へ届ける時間です。なかなか、朝から声がでないもでのすが、よくがんばっています。

 歌声が響きはじめました。音楽の楽しさや表現する喜びを味わうことのできる時間のはじまりです。

 歌声が重なり合い、心と心が響き合って、温かな心が育まれる大切な時間を過ごしました。1年生~3年生が感想を伝えました。「きれいな声です。」「すごいなと思いました。」と。

 ステージ本番発表の前に、発表する場数を増やしていきます。昼休みも合唱練習です。

 素敵な素敵なピアノ伴奏は、櫻岡先生と外部指導者 西野先生です。

 暑い朝は、子供たちの歌声で、さわやかになりました。

 

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キラキラ 地域伝統行事を後世へ

 三連休です。きっと、子供たちは、家族そろって、幸せな時間を過ごすことができていることと思います。

 三連休初日、佐藤様、磯様、天沼様の御厚意により、来週20日(水)に予定されいる「豊年棒つくり」の準備をしました。

 まず、この「回転式足踏み脱穀機」の存在に驚かされます。稲穂先からもみを落とす「脱穀(だっこく)」するための道具は、時代とともに変化していき、足踏み脱穀機の使用は、大正時代からとのこと・・・。5,6年生が、足踏み脱穀機の使用を体験します。できるかな?

今回は、豊年棒つくりのための「わら」を準備するために足踏み脱穀機を使用しています。

 豊年棒は、この地区で「ぼうじぼ」とも呼ばれ、子供たちが十五夜と十三夜の日に地域の家庭を回り、歌に合わせてわらで編んだ棒で地面をたたき、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る。農作物に害を与える害虫を追い出す行事との説もあります。

 20日(水)は、全校生が地域の高齢者の皆様に指導を受けながら稲わらで豊年棒を作ります。伝統行事が失われつつある中、子供たちが地域の伝統を覚え、後世へ伝える活動です。20日が楽しみです。

佐良土生まれの私は、むかしむかし「🎶ほうねんぼう、ほうねんぼう。大麦当たれ!小麦当たれ!三角ばたけにソバあたれ!もう一つおまけにぶってやれ!🎶」と歌いながら、豊年棒を地面にたたきつけました。その歌の意味はよく考えずにいましたが、今になると不思議です。特に「三角ばたけにソバあたれ!」とは、どういう意味があったのでしょうか?

 

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喜ぶ・デレ チャレンジウィーク

 1週間が終わります。今週も毎日、毎日、様々な出来事があり、それぞれがステップアップできた1週間でした。

 陸上大会に出場し、自己記録更新に挑んだ子。放送委員として、どきどきしながらもステージ上の発表に挑んだ子。成功するにしても、失敗するにしても、自ら挑むことができたことが、一歩前進した自分になるために大切なことです。

 中学2年生は、小学校という職場での仕事に挑みました。戸惑うことが多々あったかと思いますが、振り返りノートには「うれしかった。」「楽しかった。」と、毎日記されていました。今週は、正にチャレンジウィークでした。

今週もよくがんばりました花丸

今日は、市教育委員会より3名の先生が来校され、授業参観を行ってくださいました。

 来週も、笑顔で登校してください。待っています。

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